光る君へ日記 第48回 「物語の先に」
Description
「始めたからには終わらせねばならない」と、源氏物語の最後に納得していないおぎは思ってはいたのですが、いざ終わりとなると、潔さや思い切りの良さなど全くなく、「放送を見なければ終わらないのではないか」などと往生際の悪いことを考えつつも、時は刻々と過ぎゆき、日曜日の20時を迎えてしまいました。
この瞬間を果たしてどのような気持ちで迎えるのか?1年前の私たちはそんなことを想像することなど全くなく、ただただ、「始まる!」ことへの高揚感に浸っていたものです。
たくさんの人を見てきました。悩み、悲しみ、喜び、戸惑い・・・そんな彼ら・彼女らを見るたびに突っ込んだり、大笑いしたり、「げにげに!」と思ったりしたものです。
さあ、今宵も友がたりいたしましょう。「続きは、明日」などと言わずに、疾く!
<今回配信の注意>
※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。
※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。
<おぎ注>
「見し人の なくなりゆくを 聞くままに いとど深山ぞ さびしかりける」
〜藤原公任詠。『栄花物語・つるのはやし』より。おぎ訳:友人が次々と亡くなっていく。寂しさがどんどん深くなる。
「消え残る 頭の雪を払ひつつ 寂しき山を思ひやるかな」
〜藤原斉信詠。『栄花物語・つるのはやし』より。おぎ訳:頭が白髪になるまでになり、友に先立たれてしまった。寂しいものだ。
※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!
<参考>
・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれますhttps://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/p5YVJqMXQO/
【ドラマをもっと楽しむコラム】をしへて! 倉本一宏さん ~古記録はいつごろから何のために書かれるようになったのhttps://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/px8A7njpmr/
【ドラマをもっと楽しむコラム】をしへて! 佐多芳彦さん ~「光る君へ」で映像化された平安の世界、そのウラ話!https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pw9pbnePpx/
【用語集】第47回より 散楽/『更級日記』ほか
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pOJjpwZZkO/
※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。
※内容は諸説あります。
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